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確定申告書の書き方

ふるさと納税と確定申告

ふるさと納税をして税金の控除を受けようとする場合、その寄附について確定申告できちんと申請しておかなければ、控除が受けられません。
寄附をすると自治体から受領証明書をもらえますが、これが確定申告の時に必要になるので大切にとっておく必要があります。

ふるさと納税の確定申告をする際に必要なのは、この受領証明書の他に、源泉徴収票、還付金を受け取る口座の通帳、それと印鑑です。

これらが準備できたら、国税庁のホームページで確定申告書をダウンロードするか、担当自治体の税務署に行って書類をもらってきて、確定申告書の作成に取りかかります。

確定申告書Aの書き方

普通のサラリーマンや、申告分離課税を選択しない場合は確定申告書Aに記入して確定申告をします。
確定申告書Aは第1表と第2表からなります。

第1表は全ての数字を合算するものですので、まずは第2表から書き始めるのをお勧めします。

第2表の書き方

第2表の主な目的は、住民税の算出に必要な数値を記入する事です。
数値の記入に用いるのは源泉徴収票です。
この書類に書かれた数字を書き写すのがメインの作業です。

支払金額:所得税や住民税を差し引きしていない金額。いわゆる年収。
第2表の「所得の内訳 収入金額」という欄に書き込みます。

源泉徴収税額:所得税額の事です。
第2表の「所得の内訳 所得税及び復興特別所得税の源泉徴収税額」に書き込みます。

社会保険料等の金額:「所得から差し引かれる金額に関する事項 (6)社会保険料控除」という欄に書き込みます。
支払者の氏名又は名称:「所得の内訳 支払者の氏名/名称」欄に記入します。

このほかに生命保険の保険料や地震保険の保険料、扶養家族の有無なども記入する欄があります。
該当する欄は全て埋めるようにしましょう。
ふるさと納税をする場合は「寄附控除」欄への記入が必要です。

「寄付先の所在地/名称」を記入したら、そのすぐとなりにある「上以外の寄附金」の欄に寄附金額を書き込みます。
次は「住民税に関する事項」の欄のうち、「寄附金税額控除」「都道府県、市区町村分」にふるさと納税で寄附した金額を記入します。
ここまでやれば、第2表での作業は終了です。

第1表の書き方

続いて第1表の記入です。
「所得から差し引かれる金額」のところの「寄附金控除」の欄にふるさと納税の控除額を記入します。

控除額の求め方は、「ふるさと納税金額」と「所得金額の合計×40%」のうち少ない方—2000円で求められます。
他の欄も、第2表の数字を使いながら埋めていけば確定申告書Aが完成します。