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ふるさと納税でPC機器がもらえる

PC機器を開発するマウスコンピューターが、同社が工場を構える長野県飯山市の「ふるさと納税」の特典として、同社のPCや液晶ディスプレイが採用されたと1月21日に発表し、ネット上で大いに話題になっている。

ふるさと納税とは、自治体に対し個人が2000円を超える寄付を行うと、住民税のおよそ1割程度が所得税と住民税からそれぞれ還付、控除される制度。寄付を受けた自治体が、“お礼”としてその土地の名産品を送るなど、特典がつく場合も多い。

今回、飯山市のふるさと納税特典として用意されたのは4種類。2万以上3万円未満の寄付をするとiiyamaブランドの21.5インチワイド液晶ディスプレイが、4万円以上5万円未満の寄付をすると8インチタブレットPCが、さらに10万円以上20万円未満の寄付で15.6インチノートPCかミニタワーデスクトップPCがもらえるという。

ちなみに、ふるさと納税の特典にはほかにも変わり種が多く、フィギュアメーカー・グッドスマイルカンパニーの工場がある鳥取県倉吉市では、1万円以上の寄付者に初音ミクのねんどろいど「桜ミク」を用意。また香川県東かがわ市では、100万円寄付すると1日市長になることができたり、兵庫県多可町では、やはり100万円寄付すると1年間ご当地ヒーローになることができたりといった「1日○○」ものもある。

今回発表されたPCやディスプレイは、現実的な価格ということに加え、日常生活で使えるものという点にネットユーザーが注目。Twitter上には、

「こういうのもありか」
「今年もふるさと納税はがっちりやろう。積極的にやらないと損だ。iiyamaのディスプレイかパソコンもらおう」

などという声があがった。

またPC関連の国内製品ということで、石川県七尾市で設立され、現在は白山市に本社があるEIZOの製品をリクエストする声も多く、

「石川県白山市もふるさと納税返礼品にEIZO製品を採用してほしい」
「七尾市に納税するとナナオのモニタが付いたりしないかな」

という投稿もみられる。その他、

「ふるさと納税で飯山市がiiyamaの液晶やらPC、倉吉市はねんどろいどを貰えるのは市内に工場有るからって事なんだけど、そうすると将来的に高崎市ではハーゲンダッツ、亀山市はIGZOディスプレイが貰える事になるな」

と、各地にある工場を活かしたふるさと納税の特典を希望する声も。

今後さらなる変わり種特典が登場するかどうか、注目したい。

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